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小禄セントラルクリニックでは頭痛専門医・指導医が診断・治療に専念
小禄セントラルクリニックでは頭痛専門医・指導医が診断・治療にあたります
頭痛でお悩みの患者様は非常に多いものの、日本頭痛学会の頭痛専門医は未だ少なく患者様は「自分が我慢すれば済むことだ」と貴重な治療機会を逸している頭痛患者様は多いです。
小禄セントラルクリニックでは頭痛専門医・指導医が診断と治療に専念しております。
頭痛が改善してよかったと感じてもらい、生活の質を改善するお手伝いが出来ればと考えています。
それでは、数回に分けて頭痛についてお話をします。
頭痛を知る
まずは頭痛を知ることから始めたいと思います。
先ずは、頭痛の定義です。*1
・「頭痛(headache, cephalalgia)」とは頭部の一部、または、全体の痛みの総称です。
・後頭部と後頚部の境界や、眼の奥の痛みも「頭痛」に含まれます。
・頭痛は症状ですが、慢性的に頭痛発作を繰り返す(例えば片頭痛)ならば「頭痛症」という病名になります。
広く知られている片頭痛は疑い例も含めますと年間有病率は8.4%(1000人中84人)と多く*2、沖縄県では片頭痛(疑い例を含む)をお持ちの方が1万7345人もおられるということになります。
かく言う私も20年来の長きにわたり片頭痛および片頭痛発作によって悩まされています。
片頭痛に悩む人は多いものの、その多さ故に「みんな頭痛を我慢して頑張っているのだから、自分も我慢しなきゃいけない」と市販の鎮痛薬で済ませたまま治療機会を失っている患者様が多いのが現状です。
そんな中、片頭痛発作に予防治療があることを知らないままの患者様や、近年わが国でも使用可能となった新しい有用な片頭痛治療薬を知らないままの患者様へ新しく治療を開始することで喜んで頂いた経験を重ねてまいりました。
次回は、片頭痛治療の要点を分かりやすくまとめてご説明致します。
*1 日本頭痛学会 https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html#01a
*2 日本神経学会 https://www.neurology-jp.org/public/disease/zutsu_detail.html