私たちの体に備わっている免疫が現代文明による環境やライフサイクルの変化によって異常を起こし、原因物質（アレルゲン）に対し過剰なくしゃみ、蕁麻疹、結膜炎、呼吸困難感などを起こしてしまう状態が「アレルギー」です。

アレルギー関連疾患は過去50年間にわたり増加を続けています。

アレルゲンは吸入系アレルゲンと食餌系アレルゲンに大別できます。
アレルギー疾患にはアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、食物蛋白誘発胃腸症、好酸球性炎症、薬剤アレルギー、などがあります。

なお、気管支喘息とアレルギー性鼻炎とは、気道に起きるアレルギー性疾患という点から類似した病気と考えられるようになりました。

当院では原因抗原の検査、抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)やステロイドなどの薬物療法が可能です。加えて、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎には体質の改善を目指す舌下免疫療法も、アナフィラキシー補助治療薬としてエピペン処方も行っています。新たな治療として分子標的薬も登場しており対応しております。

アレルギー診療歴（アナフィラキシーや好酸球性炎症も含む）の長い医師が対応いたします。お気軽に受診されて下さい。