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夏の糖尿病管理における注意点と対策③~日焼け対策・インスリン管理~
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夏の日焼け対策 具体的には?
夏には日焼け対策も重要です。
また、高温にさらされるとインスリンの効果が低下します。インスリンの管理にも気を付ける必要があります。
具体的にどのような対策を取れば良いのでしょうか?
夏の日差しに長時間さらされることで皮膚が日焼けし、それによって炎症反応やストレスが生じることがあります。
糖尿病患者にとっては、日焼けによる炎症反応やストレスが血糖値の上昇につながる可能性があるため、日焼け対策をしっかりと行うことが重要です。
まず、日焼け止めを使用することがおすすめです。
日焼け止めは紫外線から肌を保護し、日焼けを予防します。
適切なSPF(Sun Protection Factor)の日焼け止めを選び、顔や体の露出した部分に塗布しましょう。
特に屋外活動や長時間の滞在が予想される場合は、こまめに塗り直すことが重要です。
保冷インスリンポーチ 画像引用:http://www.tizer.co.jp/frio/
また、高温にさらされるとインスリンの効果が低下することがあります。
糖尿病患者は適切なインスリン管理を行うために、インスリンの保冷や適切な保管に気を配る必要があります。
高温にさらされたインスリンは劣化しやすくなるため、涼しい場所に保管することが重要です。
外出時には保冷バッグや保冷剤を使用してインスリンを保冷し、適切な温度で保管しましょう。
さらに、外出時には必要なインスリンや血糖測定器具を持ち歩くことも重要です。
突然の予定変更や食事のタイミングのズレなどで血糖値の管理が必要な場合、持ち歩いたインスリンや血糖測定器具を使用して対応できます。
自己血糖測定器 画像引用:株式会社三和化学研究所
夏の日焼け対策とインスリン管理は糖尿病患者にとって重要なポイントです。
日焼け対策をしっかり行い、インスリンの効果を確保するために適切な保冷と保管を心がけ、外出時には必要な機器を持ち歩くことで血糖管理を円滑に行いましょう。
糖尿病のことなら、小禄セントラルクリニックまでいつでもお気軽にご相談ください。